皆様のはり灸のイメージってどんな感じですか?
- はりって痛そうで怖い
- ツボとか怪しい
- 体にはりを刺すのは抵抗がある
- 衛生面はどうなの
- 注射と同じでしょ
- なんで良くなるかわからない
- ほんとに効くの
はり治療が効く理由
現在、はり治療に鎮痛効果があるのは次のような理由だと言われています。
- はり刺激が脊髄において痛みを抑制する。
- はり刺激が鎮痛物質の遊離を促し、痛みを抑制する。
- はり刺激が末梢神経の痛みのインパルスを遮断する。
- 経穴(ツボ)のはり刺激による痛覚閾値の上昇による鎮痛効果。
- 血液循環の改善…筋肉の緊張をゆるめ血行状態を良くする。
などがあげられます。
この理由だと体に【はり】を打つだけで効果が期待できるってことです。
ただ、この説明だけだと少し難しいですよね。
私が考える鍼灸のメリット・デメリットをお伝えします。
はり灸のメリット・デメリット
はり治療の7つのメリット
- 悪くなっている原因部位に直接アプローチすることができる
- 薬を使わずに身体の治癒力を高める
- 自律神経が整う
- 血流促進する
- 新陳代謝を促す
- 免疫力が高まる
- 内臓も元気になる
などです。
原因部位に直接アプローチとは?
マッサージ・整体・電気治療などは皮膚の上からの刺激となる為、しっかりと原因部位に届いていないことがほとんどです。
症状がひどくなればなるほど骨に近い深い筋肉に問題が起きてくるため、症状改善の為には、深部に対しての治療が必要不可欠となります。
はり治療は唯一そこに治療ができます。
長年凝り固まった筋肉は、周りを覆う筋膜が固くなり、周辺組織と癒着していきます。
そこの癒着をはりで刺激していきます。
はり治療での修復のメカニズム
1 深部の凝りに対してはりを刺し筋膜にキズを作ります。
2 キズができる事で体を治せと脳から指令が行きます。
3 指示がでて、キズを治す免疫細胞(白血球)がキズの修復へ向かいます。
4 修復する過程で痛み物質なども除去します。
5 その後新鮮な組織に生まれ変わります。
6 修復するまでの期間は1日~3日と言われています。
(個人差があります)
7 これを繰り返す事で、深部の凝り改善→癒着が剥がれる→動きやすい筋肉→血流促進→痛み除去
となります。
デメリットとしては
- アルコール消毒でかゆみがでる場合がある
- 内出血が出る場合がある
- 治療後1~3日だるさや痛みの増悪などでる可能性がある
- 施術者によって知識や技術の差が激しい
- はりが刺さる時チクっとする場合がある
- 筋膜に当たる時ズーンとする響きがある
- はりが刺さってるとき動けない
などがあります。
衛生面は大丈夫?
当院では、毎回使い捨てのステンレス製のはりを使用し、一度体内に刺した鍼は医療廃棄物で処分しております。
また、アルコール消毒の徹底と、場所によってはポピドンヨードで入念に消毒してから、はり治療をしていきます。
危険じゃないの?
当院では、国家資格を3つ取得し臨床歴13年、施術数7万人以上経験のある院長が施術し、スタッフにも指導している為、身体の構造はもちろんの事、技術も自信をもって提供します。
また、身体の構造で危険性が高いが治療が必要な所には、超音波画像検査器にて確認しながら治療を行うため、安心安全に施術をうけていただけます。
最後に一言
初めての方は、はり治療に抵抗がある事と思います。
- どこへ行っても良くならない
- 手術しか方法がないのか
- もうあきらめてる
- 早期改善させたい
- ふつうの生活を取り戻したい
- もっと歩けるようになりたい
- 元気になって趣味を楽しみたい
などのお悩みがある方は、まずはなないろ鍼灸院・整骨院へご相談下さい。
その踏み出した勇気、私が受け止めます。