「なないろ鍼灸・整骨院の初耳学⁉ブログ」
こんにちは。なないろ鍼灸院・整骨院の山田です。
第1回目の今回は骨折について分かりやすく説明していきます。
皆様がイメージしている骨折は、骨がばっきりズレていたり、粉々に粉砕している
ものを想像している事が多いです。
当院診察中でも、「少しヒビが入ったくらいで骨折じゃないよね?」
などと聞いてくる患者様が多い印象です。
【少しのヒビ=それは骨折です!!】
骨折は 1 完全骨折 2 不全骨折 の二つに分類されます。
・完全骨折→ばっきりズレている骨折
・不全骨折→ヒビが入った、ズレがあまりない、つぶれているなどの骨折
骨折と捻挫の症状の違い
・怪我をした時は
①痛み②腫れ③機能障害(正常に使えない)④熱感⑤発赤(赤くなる)
などの炎症反応が出現します。
しかし、骨折時のみに現れる特徴的な症状が3つあります。
1 異常可動性→本来動かない骨(関節以外の場所)が動く。
2 軋轢音(あつれきおん)→骨折部がズレる際に生じる音。実際に耳で聞こえる音ではないが、骨折部を触ると感じることができる音。
3 転位と変形→骨折により骨がズレている事を骨転位という。又、その際に見た目で正常と違う形に手や足がみえる事を外観上変形という。
上記の内容以外では
内出血の範囲や機能障害の程度により骨折か捻挫かを判断する場合も多いですが、
急性炎症期と言われる72時間以内は炎症の増大が起こる可能性が
ある為、冷却・圧迫などの処置をしっかりと行い評価する必要があります。
その評価をする際に有用な検査が
【超音波エコー検査です】
音波にて画像を作り出す為、被爆などの心配もなく、安全かつリアルタイムで検査できる所が特徴です。主に筋肉・腱・骨・血管・神経など見ることができます。
もし、骨折があれば、画像にてはっきりと確認でき、評価がより正確になります。
血腫の大きさや、炎症の程度もエコー機器で確認できます。
骨折と判断した場合には、連携先医療施設を紹介します。
お怪我をした際に病院へ行くべきか悩んでいる時は、まずは当院へご相談下さい。

☆足の甲の骨の骨折です☆(患者様より画像使用許可済)
幸手市で超音波エコーを導入している整骨院なら
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